5歳児とMagic

2014年4月7日 TCG全般
それは4/4のシールド戦に向けてデッキを組むために、自宅で購入したパックを剥いていた時のことである。
「なにそれー!」反応したのは5歳の息子。心底触りたそうにしていたが、こちらはデッキを組むために色分けして並べていた状態である。下手に弄られてはたまらない。
「これなに?」と問う息子に「Magicというゲームのカードだよ」と答えると、「僕もMagicしたい!」と言いだし始めたのである。
素のルールでプレイすることは無理である。公式には13歳以上という表記もある。
しかし何か簡易ルールを作ればできるかもしれない?と考えて、「お休みの日にやろうね」と答えると大はしゃぎ。
最新のカードプールは0だが、かなり昔にヤフオクで購入した1000枚のコモンカードがある。これを使おう。というか、買うだけ買って死蔵だったんだが、使える日が来ることは純粋に嬉しい。

さて、どうしようか考えた。普通のルールでやっても理解しきれないのは明白である。
そこで超簡易ルールを考えた。

1. デッキはクリーチャー24枚、基本地形の土地16枚の単色40枚デッキ。
2. お互い順番こにプレイする。
3. アンタップ
4. ドロー
5. 1枚だけ土地を出してよい
6. マナが足りればクリーチャーを出して良い
7. クリーチャーの能力は一切無視。パワー/タフネスしか見ない。
8. 戦闘
9. 3に戻って次の人のターン

Magicやってる人間にはえらく単純化していますが、やってみるとえらく単純です。
ただ子供にそう見えるかというと中々一筋縄では行かず、以下の問題が出てきました。

1. 戦闘時のブロックの処理がどれがどれをブロックしていいか分からない
2. ダメージディールする際にどの数字とどの数字が対応するのか慣れるのにかなり時間がかかる
3. 引き算ができないので、2/2クリーチャーの攻撃を1/1クリーチャーでブロックしてしまう。そして「なんで僕の(クリーチャー)だけ死んじゃうの?」という質問が出てきて、引き算のお勉強タイムに突入する。
4. 生来の負けず嫌いが高じて、自分の方がクリーチャーが多く出てないと気に入らない。具体的には「僕は1体しか無いのに、お父さん2体も出してズルい」と行って泣き出す。

かといってこれ以上簡略化すると僕にはもうゲームじゃなくなってしまう気がして、ルールを思いつかないんだけど。
ルールが悪かったのか、教え方が悪かったのか、息子の極度な負けず嫌いがダメなのか、今回の5歳児とのMagicはうまく行かなかった。

まぁ時間を置いて「また今度やる?」と聞くと「うん」と言ったのが救いか。
とにかく最低限の引き算は分かるようにしないとなぁ。

コメント

d6

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索